今できることは今すぐに
- [氏名] I・S
- [滞在国(年数)] フィリピン(7年)
- [学部] 医学部 保健学科 看護学専攻
- [他合格学校] 順天堂大学(保健医療-理学療法)
帰国受験は様々な受験方式の中でも、あらかじめ準備をすることができるという点で有利だと思います。この方式は主に書類選考、小論文、面接で評価されるものであり、どれも十分に対策を行うことができます。
まず書類選考で提出する成績、志望理由書、TOEFL®や IELTSなどの英語能力試験の対策は帰国前から取り組むことができます。滞在国では日常的に良い成績を保つことを心がけ、積極的に課外活動に参加することも大事です。受験の際には帰国生という1つの枠に分類されてしまいますが、その中でも滞在国でどんなことをしていたかがアピールできることになる上、志望理由を考えるときにそれまで経験してきたことと、これから学びたい分野をつなげることに役立ちます。帰国受験で重要な英語能力試験は、出願期間までに何度も受け直すことができ、その中から一番高いスコアを提出することができます。帰国してから受験の準備をしながらTOEFL®などの勉強をすることは大変なので、帰国前に納得のいくスコアを取っておくといいです。
次に、小論文は受験においてどれだけ対策をしてもどう評価されるかがわからず、当日不安になってしまう試験です。しかし代ゼミで課題文や図表を提示されるなど、様々な形式で練習をできたことは、予測が難しい小論文の対策にとても役立ちました。また、文章の書き方、構成の仕方は自分の意図を伝える上ですごく重要であるため、第三者に添削をしていただくことによって、意図がわかりやすく伝わっているか確認することができました。
最後に、受験生に一番重要なのは自信です。自信の有無は相手も見てわかるため質問に対する回答、また自分のユニークさに自信を持ち、最大限にアピールして挑んでください!
一瞬の受験生活
- [氏名] I・M
- [滞在国(年数)] フィリピン(5年)
- [学部] 医学部 医学科
- [他合格学校] 慶應義塾大学(環境情報) 順天堂大学(スポーツ健康科学-スポーツ科学)
私の受験生活は本当にあっという間でした。新しい環境の中、大学受験に挑むのは不安もありましたが、帰国後すぐに出願期間に突入し、試験を受け、結果が出て、一息つかない間に終わりました。一瞬と言ってもこの3ヶ月で私は多くのことを学び、経験しました。今振り返ると、受験が楽しかったとも思えるのは、IBで努力したことと代ゼミで大切な仲間と出会えたからだと思います。
IBは楽ではなかったですが、IB入試では書類選考と面接試験だけで受験できる大学もあり、IB入試を取り入れる大学はこれからも増えると思うので、IBを取って損はないはずです。IB入試では最終スコアが重要なので最後まで気を抜けません。辛いときもあると思いますが、頑張って乗り越えてください。また、IBで得られるのはディプロマだけでなく、考える、書く、プレゼンする、という受験にも将来にも必要となる力なので、しっかり頑張ってください。
面接試験はほとんどの大学で行われており、私の受験は面接が主でした。面接官と向き合う状況は緊張しますが、まずは笑顔でいることと自信を持つことさえ覚えていればきっと大丈夫です!さらに、日本に帰ってくる前にボランティアなど、自分だからこそできる何かをやっておくと大きな強みになります。また、本と新聞を読むだけで、知識も文章力も漢字も身につくので絶対力になります!
最後に、代ゼミでの新しい環境の中、同じ経験をし、同じ目標を持つ人達と過ごせたことはとても良い刺激になりました。受験中は友達の存在に支えられ、大学は違ってもこれからもこの繋がりがあると思うととても心強く感じます。
受験は自分の将来を決める大事な一歩ですが、合格が最終地点ではないので、勉強含め、代ゼミで様々な経験を積んで受験に挑んでください!