諦めたらそこで試合終了ですよ
- [氏名] M・S
- [滞在国(年数)] アメリカ(17年)
- [学部] 工学部 情報エレクトロニクス学科
- [他合格学校] 慶應義塾大学(理工-学門C)
私は17年間アメリカに住み、現地校に通いました。滞在国では現地校の勉強を一生懸命頑張りました。課外活動も、バトミントンや水泳、バンド、ミュージカルのピットオーケストラなど色々なことに取り組みました。帰国受験では学校の成績や統一試験の点数がとても大事なので、滞在国ではそれらに力を入れるといいと思います。しかし、課外活動などを精一杯楽しむことも、人生の宝ものになります。それらは受験にも生かせます。
帰国してからは、先生のアドバイスのとおりに化学や物理、数学を勉強していったことで、着実に学力が伸びました。また、代々木ゼミナールではチューターさんと面接の練習をたくさんできるので、安心して本番を迎えることができました。何人ものチューターさんから色々な良いアドバイスを頂けて面接に慣れることができます。
もし時間があるなら、滞在国にいるうちに理科の勉強などをしておくと良いと思います。滞在国と日本では学習範囲が違い、特に日本の化学は覚えることがとても多いので、少し見ておくだけでも余裕が生まれるからです。しかし、もしできなくても人生の終わりではございません。私も日本に帰ってから受験勉強を始めたので、授業をしっかり受けていれば大丈夫です。代々木ゼミナールの講師の皆さんの授業はおもしろくて、かつとても分かりやすいのですいすい学べました。また分からないことがあるときは質問に行けば優しく教えてくれます。
私は二次試験の口頭試問で間違えてしまいましたが、結果的に合格できました。最後まで希望を捨てず、自暴自棄にならずに諦めないことが大事だと思います。帰国受験は受験当日の出来だけでなく総合的に判断されることも多いため、学校の成績や統一試験の点数を上げておくと予想外のことが起きるかもしれません。自分を信じて頑張ってください。
後悔のないように!
- [氏名] M・H
- [滞在国(年数)] アメリカ(7年)
- [学部] 工学部 環境社会工学科
- [他合格大学] 九州大学(芸術工-環境設計) 九州工業大学(工-工学1類) 早稲田大学(創造理工-建築) 慶應義塾大学(理工-学門D)
帰国生入試はやはり滞在国での経験と準備が大切だと思います。ここでは、私がお勧めする滞在国での過ごし方と帰国後の過ごし方を紹介します。
まず、滞在国では学校で良い成績を保つことを優先に、できる限り課外活動に参加し、記録をつけておくことをお勧めします。その時の自分の気持ちやなぜ貴重な経験だったのかなどについて記録しておけば、志望動機を書くときや面接の際にとても役立ちます。次に、できる限りSAT®やTOEFL®のスコアを上げておくとよいと思います。学科試験で失敗しても、学校の成績や統一試験のスコアで補えることがあるので重要です。そして、出願書類と自己アピールに使えるような賞状や書類の手配を余裕を持って始めましょう。そうすれば、帰国後の貴重な勉強時間を無駄にせず、スムーズに出願が行えます。
帰国後、代ゼミの夏は早いペースで数学や理科の授業が進むので、ついていくだけで精一杯かもしれませんが、そこで予習と復習をする習慣を徹底的に身につけることを強くお勧めします。私は習慣づけることができず、あとからまた戻って勉強し直したため、手間がかかりました。そして、試験の一、二週間前からは過去問などを解き、毎日チューターさんと面接練習をしましょう。それに加え、代ゼミの先輩方が残した面接アンケートなどもとても役立つので目を通しておきましょう。小論文対策も過去問を解くのがよいと思いますが、私は数学や理科で精一杯だったので帰国前に練習しておけばよかったと少し後悔しています。
帰国前は滞在国でしかできない活動をまず優先し、余裕があれば自分の苦手な分野を把握し、早めに対策しておくのがよいと思います。あとは試験対策に適した環境が十分揃っている代ゼミで、同じ目標を持った人達と共に頑張ってみましょう!皆さんが後悔のない受験生活を送れるよう応援しています!
余裕を持つこと&挑戦することの重要性
- [氏名] N・T
- [滞在国(年数)] アメリカ(10年)
- [学部] 工学部 機械知能工学科
- [他合格学校] 慶應義塾大学(環境情報)
帰国受験に備えるにあたって重要なのが、余裕を持つことです。そのためにまず滞在国でするべきことは、できるだけ学校の成績及びSAT®、TOEFL®などの点数を上げておくことです。特に、理系の人はSAT® Subject Tests の数学と理科の両分野でできるだけ高いスコアを獲得しておくと良いでしょう。また、こういった統一試験はなるべく早めに受けておくと、後々焦らずにすみます。私の場合、部活などの理由で高校最後の年まで後回しにしていたので余裕をもって挑むことができず、最終的に満足のいく点数を取ることができませんでした。「もう少し点数が高かったら、、、」という場面もあったので、皆さんはこうならないように前もって受けておきましょう。
成績ももちろん重要ですが、それと同じくらい重要なのが滞在国での経験です。海外でしか経験できないことに積極的に取り組むべきです。私はアメリカに10年と比較的長い間滞在していたのですが、いろいろなことに積極的に挑戦し始めたのは高校生になってからでした。それ以前は新しいことに挑戦することはあまりなく、普通に生活していたのですが、「せっかくアメリカにいるのに勿体ない」と思い、取り敢えず少しでも興味を持ったことに挑戦していきました。私はロボットに興味があったので試しに現地でロボットコンテストに参加してみたのですが、参加して一年目で世界大会に出場することができました。もし、挑戦していなかったらこのような貴重な経験を得ることは絶対になかったので、あの時挑戦して正解だったと今感じています。こういった経験は志望理由や面接の話題になるので、できるだけ多くのことを経験できると有利です。皆さんも是非、いろんなことに挑戦してみてください。意外と良い経験ができるかもしれません。
受験勉強は急がば回れ
- [氏名] M・H
- [滞在国(年数)] ブラジル(4年)
- [学部] 理学部 数学科
- [他合格学校] お茶の水女子大学(理-数学) 岡山大学(理ー数学科) 津田塾大学(学芸-数学) 東京女子大学(現代教養-数理科学)
帰国生入試において、数学や理科などの教科は海外で求められている知識と日本で求められる知識が大きく違います。私自身、帰国して初めて日本の問題を解いた時、受験時に自分がこの問題を解けるようになるのか、と大きな不安を感じました。だからと言って、帰国前からIBやSAT®の勉強を疎かにして受験勉強をするのは難しいと思います。
しかし、代ゼミでは帰国してすぐの夏の期間で日本の高校生が学ぶ基礎を網羅し、標準レベル、応用問題へと順々に学ぶことができるので、着実に自分の力を伸ばすことが出来ました。また、気軽に質問できる先生や自分のペースで受講できる映像授業などもあるので、短い期間で滞在国と日本での勉強の差を埋めることができる環境が揃っていました。ここで大切だったのは、基礎に戻って自分の出来ること・出来ないことを把握し、何度も繰り返し問題を解き直すことです。すぐに応用問題へ挑もうとするのではなく、地道に自分が使える知識を積み重ねていくことが受験を制する一番の近道だと思います。特に、理系科目は勉強した分だけ実力がつくので、帰国前から焦ることはありません。帰国生入試では滞在国での成績を重要視する学校も多いので、現地で出来る勉強を精一杯やるべきだと思います。
また、滞在国では自分が何を将来やりたいのか、どんな勉強をしたいのかを明確にしておくと良いと思います。具体性があればある程、自身の勉強を続けるモチベーションに直結するからです。将来、何をしたいのか悩んでいる人は大学のパンフレットを読んだり、大学見学に行ってみたりすれば、自分の将来像が見えてくるので是非取り組んでみてください。